爆睡シネマシリーズ

この湿度がどよよんと重い季節。体も同様で、映画館で爆睡忘我の境地にはいってしまうこともしばしば・・・、というよりはイマイチな映画は素直に睡眠時間にとってかわってしまうのです(笑)。

その1 噂の「ダヴィンチ・コード」
原作は読まずに、TVや雑誌で特集されたダヴィンチの絵画の様々な謎に惹かれて観た一本。う〜〜ん、まず、キャスティングがどうなんでしょ?ハーヴァード大の教授としてトムハンクス?もうちょいインテリジェンスが感じられるお方のほうが信憑性があったのでは・・・。それに膨大な原作に忠実であろうとすればするほど、もうついていけな〜〜い!とっくに事件が解決できそうな場面が多々あり、わざわざひっぱってる感もいなめません。漫然とストーリーが続く3時間近い映画はシンドイです。ダヴィンチの謎に関するテレビ特番のほうがずっとおもしろかった次第です。

その2 「ナイロビの蜂」
レイチェル・ワイズが今年のアカデミー助演女優賞をとった作品です。妻が殺害された事件を追ううちに、妻の生き方と深い愛にたどりつくというストーリー。夫であるレイフ・ファインズが事件を追う姿と、過去の記憶をオーバーラップさせながらストーリが展開してゆくのですが、観ているはなからどんなことがあったのか読めてしまうので、さらなるエンディングを期待していたら何もなかった・・・という感じでありました。

その3「GOAL!」
メイキシコ生まれの青年サンチャゴが、一流のサッカー選手になってゆく・・・その途中に挫折あり、出会いあり、家族の死あり・・・・の、スポコンもの。ホンモノのジダンやベッカムも登場。しかし、サンチャゴがスカウトされてボールを蹴りはじめるまでがちょっとモタモタ。体調がいまいちだったせいもあり、隣の友人に肘でつつかれて起こされました(苦笑)。でも、パート2、3とあるようで、じつは楽しみにしています♪

*あくまでも、今のわたくしめの体力・気力・好みにあっていなかっただけであって、また違う機会にみたら痛く感動し、涙にむせんでしまうかもしれません。