21-10-06 広がる 「猿の惑星」 の輪

古川貴子のブログ、ヒプノセラピー/カウンセリング

しばらく「猿の惑星」にはまっておりました。

「ファンタスティック・プラネット」を観て「猿の惑星」を思い出したのですが・・・そういえば、テレビで断片的に観たきりでちゃんと観たことはなかったな〜、と鑑賞をはじめたら・・・ これがけっこうやめられない。

なんと、1968年の1作目から1973年まで、たてつづけに全5作も作成されているのですね〜!

そして、おもしろい現象が!

私が「今、”猿の惑星” にはまっているの〜」と話すと、みんな「懐かしいな〜!また観たくなっちゃったよ」とそれぞれ鑑賞がはじまって、みんな5作目までノンストップのご様子(私も!)。

とくに殿方はみんなかなりの思い入れがあるご様子で、「あれは名作だよ!」と口ぐちに大絶賛。

そして日々、送信されてくるメールといえば、「ジーラがどうした、コーネリアスがどうの」という「猿惑」の話題でもりあがっておりました(笑)。

コロナ禍でひろがる「猿惑」の輪(和)♪

作中にジーラという女性博士が出てくるのですが(モチロン猿です!)、みなさま「ジーラが○○先生に激似でさぁ」と、なぜかみんな異口同音に「先生」に似ていたとおっしゃるのでした。 決して、○○ちゃんや○○くんではないのですよね(笑)。またコーネリアス似の話は聞かず、なぜかジーラばかりでした・・・(なぜ??)

たしかにジーラは、街角に歩いていらしても違和感ないです(笑)。

これは宇宙探索の話というよりは、タイムトリップの話です。1968年にしては画期的。

そして、毎回、エンディングにびっくりさせられます。えっっ!!このシチュエイションって、続編ぜったいムリでしょ!っていう終わり方で。(ふつうは、誰かメインとなる人物がいて、その人を中心に話しが展開しますが、これはそうはいきません。)

私は、3作目ぐらいまでが好きかな〜。それ以降は、登場する人物、いえ、猿物の人間性、もとい猿性がいまいち描ききれていないので、あまりこころをつかまれる感じがなかったのが残念。

新しい「猿の惑星」も最近作られていたようですが、なぜか魅力を感じず。ストーリーよりも、凝ったSFXがメインという感じで。

この1968年からのシリーズは、猿メイクがシンプルでありながらも、とても表情が豊かなのが印象的です。

画面も素朴で、あまり作りこみすぎていない手作りっぽいところがかえってヨイのです。3作目ぐらいまでは、ストーリー展開も意表をついています。

「猿の惑星」、あなどるなかれ!でした。まだご覧になったことがない方は是非どうぞ。

観ていて、今の私たちが森や山からエサを求めてやってくる動物たちにしていること、そして環境、地球全体に対して無頓着であることを野蛮な動物として、猿にビシバシ指摘されておりますよ。あ〜・・・耳がイタ・・・。