友人とも話していたのですが「今年の映画界は不作である」と。「何か映画観た?」とたずねられて、この映画好きの私がつい先週のことさえまったく思い出せない。「えっと、えっと・・・」と頭の引き出しのあちこちを探すこと十数秒。たしか何か観たな〜とさらに考えて、それでも何も出て来なくて、ついには「電車でどこに行ったんだっけ?」とまったく関係ないところから記憶の断片をたぐりよせる感じ。「そうだ!銀座だ!ベルトルッチのドリーマーズ!」。これだったら「先週、誰と会った?」と聞かれたほうがよっぽど簡単。そんななかで、お気に入りが一本が封切りに。「CODE46」。マイケル・ウィンターボトムの作品は、光がほんとに美しい。小説だったらそれは行間を読む、という感じなのかもしれませんが、役者さんの演技プラス、その光、空気感が観ている者の心の中にいろいろな感情を伝えてきます。特に「ひかりのまち」は好き。さて、新作に期待するのはやめてCちゃんにもらったDVD「ニモ」でも楽しみましょうかね〜♪
秋からの新作に期待してます!
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