渋谷東急文化会館閉館上映で「ベン・ハー」を観ました。コレ、なんと‘59という私が生まれる前の作品。しかし、戦車競争の場面なんて特撮なのかマジなのか(マジだったら人がいっぱい死んでいるハズ(‥;))よくわからないほどリアルで4時間近く画面に釘付。後ろ姿のキリストが息絶え絶えのベン・ハーに水を与えるシーンは、「存在するだけですべてを癒す」とはこういうことか!と、いたく感動。水だけでなく知らぬまに生きる希望まで与えてしまうのです。ベン・ハーが復讐心から解放されたときに、彼を悩ませていた家族の苦しみのすべてが合わせ鏡のようにきれいに癒されてゆくのも象徴的なシーンでした。
上映後、みんな拍手でした「ベン・ハー」
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