ヒプノセラピスト、古川貴子のブログ
めったに観ない邦画です。
タイトルの不思議さから選んじゃったDVD、「桐島、部活やめるってよ」。
バレー部のエースであり、成績優秀、学校いちのスター、桐島くんが部活をやめるらしいって・・・そこからストーリーが始まります。
なんの予備知識もなく観たのですが ・・・ふつうに学園ものだと思って観るとモヤモヤします(笑)。なぜなら、最後の最後まで、「桐島、部活やめるってよ」のままだから。(なに言っているかわかりませんね。笑)
消化不良感がのこる人はたぶん、最後まで「桐島くん」にふりまわされる人。「おい!桐島、どうしたって?!」って。
わたしの場合はそっちよりも・・・「高校生って、こんなに面倒だったかな〜? 」っていうこと。
「今どきの」高校生独特のむずかしさなのか、それとも「共学特有」のめんどくささなのか? ・・・ 高校時代がウン十年前で、さらにオヤジ女子の温床、女子校育ちのわたしにはわかりかねますわ。
そういえば、最近、15~16才のクライエントさんが目白おし状態。(ふだんは、30代から50代前半がいちばん多いのですが。)
この「桐島・・・」は高校生の日常の会話のやりとりがセリフというよりもリアルさ、今どき感があるのですが、もし日々こんなやりとりしてるんだったら、さぞ疲れるだろうな〜と感じましたよ。(こりゃ、セラピー必要になるわ。)
ちょっとモヤモヤ感の残る一作でしたが、いにしえとなった高校時代の日々を理解するうえではよかったかも。お仕事には大いに役立ちました。
次はなんかスッキリ完結するものが観た〜い!