furukawaさんのブログ

"責めてるのは、だ〜れ?"

"「あのラベンダーどうした?」と尋ねられて、「なんでそんなこと訊くんかな〜?」と少々むっとする。その前にも生徒さんから「あそこにあったアジサイは?」という質問をうけたばかり。質問したご本人はもちろん悪気はなく、たんなる好奇心。で、ここで問題なのは、私の中にある罪悪感なわけです。「あ〜あ、どっちも枯らせちゃって。面倒見られなかった私」と、誰でもない自分が自分を責めてるわけです。たいてい世の中がこぞって自分を攻撃したり傷つけたりするように感じるときは、自分の中で折り合いのついていない痛みが自分を責めてるときです。自分で自分の首を締めて「苦し〜い」「助けて〜」と叫んでる状態。、誰も助けられませんわね。よくよくみてみると外から何かがやってきて自分を不幸にするということはほとんどなくて、結局は自分の傷や痛みからものごとを見ることが原因なのです。「ラベンダーの芽は出なかった」「あじさいは枯れた」」ただ、それはそれで事実なだけです。自分が認めたくない無力さや痛みとくっついちゃうと、世の中どんどんつらくなっちゃうようです。"

けっこう気に入っているかも

"パソコンで文章変換をしていると、ギョッとすることがあります。「では、」と入力して、うっかり変換してしまったら「出歯」になっているとか。ひらがなの入力ミスやら、文章の区切りの悪さも原因となるのですが。昨晩、友人が大笑いして電話をしてきました。彼女いわく、住所を入力してふと見たら「東京都マグロ区」になっていたとか。これは「めぐろく」の入力違い。しかし、「まぐろく」が、ちゃ〜んとカタカナの「マグロ」と漢字の「区」に変換されてるところがかなり可笑しい。まるで「マグロ区」が実在するみたいな。そうなると、「るん」の住所なんてマグロ区上マグロ、ハイネス中マグロ・・・と、マグロのオンパレード。きょうも、通販のオーダーで「目黒区上目黒・・・」と住所をいいながらも、頭のなかには丸々太った大きなマグロが出てきてひとりでにやにや。しばし「マグロ区」の住人を楽しみます。"

"あるようで、ない・・・時間の流れ"

"それなりの年数を生きてくると、久しぶりにお目にかかる方との「ご無沙汰度」もしだいにハンバじゃなくなってきます。昨年は、15年ぶりの再会が花盛りで3人。それも男性だったりするとかなりの緊張度。「昔は、少しは○○だったのに、今になっちゃ××だなぁ・・・」なんて言われないよう、美容パックなんぞで一夜漬けの強行突貫工事に励むハメになります。そして、本日にいたってはナント!20年ぶり。小さい頃、遊園地やらお泊まりやらを一緒に楽しんだいとこのK子ちゃん。この場合は、緊張するというよりはむしろワクワク楽しみ。不思議なもので、無邪気な頃の気心しれたおつきあいは、何年たっても変らずで、ありのままの自分でいられる安心感があります。だから、ふた昔なんてなんのその、まるで昨日のことのようにいとも簡単にワープできちゃうわけです。おばあちゃんになっても、このノリでワープいたしましょう♪"

いつもスタッフに助けられてます

"「きょうは自分でできそうだから来なくて大丈夫」とメールしたにもかかわらずやってきたスタッフさん。メールの行き違いだったのですが、もうひとつ理由あり。実は動物的嗅覚の持ち主で、私が何か作っているときにはもれなく登場。何を隠そう、空き時間に3種類ものクッキーを必死の形相でこてこてに制作していたのがバレていました。これは「父の日」仕様の大人味、鼻血確実超ビターチョコと渋〜い抹茶、そしてちょっと正気に戻るバター味クッキー。いつも変った鉢植えをプレゼントするのですが、最近大きな鉢植えのお花をさっさとダメにしてしまった自分の経験から「お花はダメだな〜」と判断したクッキーづくり。(なんの!父は園芸の達人。結局、ニンゲンって自分のモノサシからしか物事を考えられないものです。トホホ)どんなときも状況を察知するセンサーをお持ちのKスタッフさん。お毒味&規格外変形クッキーを平らげてくださって助かりましたぁ。"

中華街食い倒れの巻

"みなとみらい線ですっかり便利になった横浜中華街。久々に繰り出してまいりました。おおよそ300件から食べ尽くしたという帝王のお墨付きのお店。まぁ、おいしくてあたりまえとは思っていましたが、これはちょっと理性を失うアブナイまでのおいしさ(笑)声楽家Mちゃん、自転車のりKちゃん、そして腹式呼吸エキスパートの私という大食いでは並ぶもののない最強のメンツ。一皿めを取り分けてる段階で、テーブルにへろんと一本こぼれたビーフンをひょいと口にいれたMちゃんが、おもわず感激の雄叫び。しかし「そんな、一本で何がわかる」と鼻で笑っていた私も一口食べてまさに絶句状態!それから一時間半は何がどうしてどうなったことやら・・・。気がつけば、苦しすぎて茫然自失。そのうえ、帝王様の口ききで杏仁豆腐のサービス、お勘定一割引、売店ではココナッツミルクをただでもらっちゃって・・いいことづくめ。10品以上ペロリで、たった二千三百円。もう、何がなんだか・・・。タヌキのようなお腹をかかえて山下公園で夕涼み。ああ、いい宵でした。"

怒ってる人は「カラダをはりたがっている」人

"日頃感じる感情は、私たちが動物として生き永らえるため自然と身につけてきたものです。例えば「恐れ」がなかったら、自分より大きな動物にちゃっかり食べられちゃったりします。では「怒り」は何の役に立つのか。これは縄張りを死守するため文字通り身体を張る動機づけになるとか。つまり、怒りが大きいほうが死にもの狂いで戦って、結果勝つ可能性も高くなるわけです。ということは、「怒り」はかなり原始的な感情です。だって、現代社会のトラブルで物理的に体当たりされても困りますものね。でも、私たちは結構役にたたないプログラミングの支配下にあったりします。とくに両親の「ここだけはイヤだったところ」は自動的に自分にコピーされてる可能性大です。意識は善悪にかかわらずインパクトの強いものを刷り込む習性があるので、抵抗していたことほど実は自分も同じことをしてしまうのです。親の浮気癖を嫌悪していると自分も浮気性になり、虐待に悩まされていた人は知らずに暴力癖があったりします。でも、これは相手を理解し許すことにもつながるし、また意識的に自分の人生を選びなさい、という神様からのメッセージかもしれませんね。"

エネルギーのムダ使いがお好き

"大切なひとと喧嘩をする。自分にとって特別だからこそやってしまうのですが。その場合、たいてい相手を「なんとかしよう」と頑張っているものです。文句をいう、圧力をかける、引きこもりや無視で注意をひくなど・・・攻撃の方法は様々。でも、結局は「何のためにやってるんだっけ?」と冷静になってみると、単に「もっと仲良くしたい」だけなのです。それなのに、わざわざバトルをしかけたり、距離をおいたり・・・考えてみれば、行動としてはかなり矛盾しています。そのうえ、いったんケンカがはじまると、戦うことが最大の目的のように思えて、当初のゴールが何だったのかすっかり忘れているわけです。手に入れたかったものは手をすり抜けて、逆に距離は広がるばかり・・・。人間のすることはわからん、と神様にいわれそうです。そんなとき、いつも「何がいちばん大切なのか」と自分に尋ねること。そうすれば、「あっ、素直になればいいんだ」「ただ近づけばいいんだ」とわかります。夢がなかなな実現しないのは、その道中に現れるあれこれと戦うことに忙しくって、当初の目的を見失うからかもしれませんね。"

よい人間関係を築くのも考えもの

"その昔、アサリのお味噌汁を作ろうとしてなかなか口をわってくれないアサリに話しかけてみたり、音楽を聴かせたり、ベランダに出したり、過保護にしているうちにすっかり情がわいてしまって料理するのに困った経験があります。本日もクラムチャウダーのためにアサリを購入してまいりましたが、流しで気持ちよ〜く塩水につかってるアサリがときおりピュ〜ッなんて砂を吐く音が聞こえてくると、たちまち気分がなごんでおもわずかわいいペットをみつめる愛着いっぱいの眼差しになっていたりします。いけない!いけない!きみたちがいなかったら、クラムチャウダーはただの野菜スープになっちゃうんだから!ここであたたかな人間関係(?)を築いている場合ではありません。しかし、ホント苦手です・・・こういうLIVEな食材っていうものは・・・。もし、中国に生まれてたら、食材の買い出しに行くたびにやたらペットが増えちゃいそうです。"

"せっ、せっとうだんっ??"

"「窃盗団によって盗まれました」と突然の電話。この「窃盗団」という使うようで使わない単語に反応して、目の前には覆面やら、三角の布で顔を覆った中腰忍び足のコミカルな面々が浮かんできてしまった。すぐに我に返って「えっ?私のカードNoが盗まれた?」と聞き返した。ピンクレディーのみいちゃんが口座から一千万引き出されたのと同じ手口だとか。カードの読み取り機に小細工があって、それが発覚したらしい。よくぞ見つけて下さった。でもだからって・・・どうなのだ。よって、「しばらくカードは止めます」と一方的に言いわたされたが、カード人間の私としてはちょっと心もとない。サイフを奪われたような感覚でしょうか?(って、ことは現金がなくてもどれだけいい気に衝動買いに走っていたことか・・・)まぁ、しばしつつましく節約、ということでしょうかね?"

中味はどう見てもさわやか系・・・

"メールにスナップ写真が添付されてきた。友人とともに写っているのは色つやのいい、いたって健康そうな男性。そう若くもないけれど、かなりひきしまった体型にGンズが似合っている。しばし、このオニイさんの正体について考えていたとき、ハタと脳裏をよぎるものがあった。そういえば・・・来日中のロックバンド「キッス」のコンサートに招待されて、そのあとメンバーと一杯飲んだ、とかいう話だった。「キッス」は私がティーンエイジャーの頃人気だった外タレバンドで、ステージで火を噴いたりギターを叩き潰したりするハードand不健康系。しかし、今もって健在とは。あのデビルメークがないものだから、誰もキッスだなんて気がつくはずもありません。この妙な色つやのよさは、たぶんステージで一汗かいたあと、すっきりメーキャップを落とした爽快感なのでしょうね。背中にファスナーのあるあの「凄みのある着ぐるみ」がハンガーにかかってるかも。"