10-11-11 魔女、三者会談の夕べ(東銀座)

以前から行きたいと思っていた銀座の「日水土」でお食事。ここはフレンチシェフが手がけるお野菜盛りだくさんなヘルシーなお店。

ウサギのように自然栽培のお野菜をバリバリいただきながら・・・も、話題はじつ〜にヘビーでありました。

人が何代もの人生の中でそうそう体験しないであろうこと・・・が突然降りかかちゃった友人。人はそれを「悲惨」と呼ぶでしょう。それを三人で、なぜかゲラゲラ笑いとばしている、という不思議な光景(どう考えたって、こりゃ笑い話にならないでしょ〜と思うのですが・・・。こういう自然食系のお店に来たのも、エネルギーが中和されてよかったかも!)

様々な智慧を頭では理解していたとしても、いざ自分の人生にコトが起きればなかなかその智慧を「生きる」のはむずかしいものです。が、その友人はまさにそれをやってのけ、ふつうの人なら何年、あるいは一生ひきづりそうなところをみごとに数日でクリアしてしまったのです。つくづく、「人生で起るコトが問題なのではなく、それにどういう意味を与えるのかで天国の扉も地獄の扉も開く」と実感。

そして、その体験をシェアしていただく、ということも大きな恩恵なのです。「体験して知る」ことがここにいるわたしたちの目的ですが、ふつうは自ら体験して「よくわかった!」と卒業するところを、わたしは自分で身体をはることなくそれを学ばせていただいたようなもの。実地に体験して卒業することもできるし、人の体験に共感しつつ(自分ではその体験をしなくても)心から理解することで卒業することもできるのですよね。

だから、人に共感する力が強まると人生の流れが早くなります。わざわざ自分でコトをこしらえ体験する必要がなくなるのです。しかし、人をみて「あの人って信じられな〜い。あんなことしちゃって・・・」と裁こうものなら、それが理解できるようになるまで自分も同じ体験をするハメになっちゃいます。だから、人を受け入れること、共感すること、裁かないことってとても大切。

さ て、超ド級にヘビーな話しをしながらいただいたメニュー。お野菜のアミューズ、サラダ、そしていろいろなお料理の盛り合わせ、そして玄米ごはんと具だくさんのお味噌汁。自然食レストランにありがちな、健康だけど味は今イチ、ということは決してなく、すご〜くおいしいです!(味がちゃんとわかってたか?って、...はい、それでもちゃんとおいしかったです・笑)

こういうレストランのデザートはたいてい不発だったりするのですが、さすがフレンチシェフ、かなりの高得点!!盛り合わせを三人で分けてあまりにおいしいので、ついには一人一皿アイスクリームの盛り合わせをおかわり。ここのシュークリームとバニラアイスはかなりおススメです。

この魔女友とは長いおつきあい。わたしもかなりシリアスにヘコんでいるとき、思いっきりワハワハと笑い飛ばされちゃったりして、いっぺんに悲惨さが笑い話しになっちゃうこのパワー。そう、笑っちゃうが勝ち!ほんとうに「気づいて」、それを実際に生きている人たちのエネルギーは軽い。いつもいっぱい助け船を出されて、わたしの遭難事故レベルのピンチも幾度となくカスリ傷程度におさえられています。あらためて魔女友に感謝です!

PS.  この「日水土」、ランチでも夜とメニューがさほど変わらず、かなりよさげですよ♪