自分が目にしている世界は、
無意識において「自分が見たい!」と決めたものをそのまま描きだした世界です。
もし ・・・そこにダメさを見るなんら、「自分が自分自身をダメだと責めている」証拠であり、
もし、そこに怖ろしいものを見るなら、「自分は何か大きな力に翻弄されているひ弱な存在である」と信じているということであり、
もし、そこにゆるせないものを見るのなら、「自分が自分自身をゆるせない存在として裁いている」ということなのです。
その状況に不平不満を言ったり、それをいじくりまわすよりも、
ただ、自分はそのような「間違った自己イメージ」を信じて握りしめていたのだと気づきましょう。
気づいたら、それを取り除いてもらうべくハイヤーセルフにお願いします。
これは完全な自己申告制なので、申告した分だけをきっちり取り除いてもらうことができます。
しかし、気にいらない状況をまだ自分とは関係のない外側の世界からひょっこりやってくるものとして、責めたり、コントロールしたり、抵抗しようとすると、
結局、自分のこころのなかにある「それ(ダメさ、脆さ、罪深さ)」に力を与えてしまい、さらにそれらを大きく養ってしまうことになります。
そうなれば、世界はさらに手ごわく強敵化し、その世界と闘いつづけることになってしまいます。
そうならないように、さっさと白旗をあげてしまいましょう。
「私が責めたり、怖れたり、闘ったりしていたのは、全部自分自身でした。私こそが間違っていました。私のこころの間違いを正してください。あるがままに見られるようになりたいです」と。
そうして、すでに完全である「本来の自分」を教えてもらい、それを世界に見せてもらいましょう。
(「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子/ ヒプノセラピー・カウンセリング )