気づきの日記「なぜ?どうして?は必要ない」おまけ

 

「なぜ?どうして?は必要ない」ブログのつけたしです・・・。

「なぜ?」「どうして?」がなぜ必要ないのか ・・・ というと、問うことに意味がないからです。

私たちが目にしている流れゆくものごとは、自分が思っているような意味をもってはいません。

ただ流れているだけなのです。

それは、川面をおおう落ち葉が、模様をかえながら流れてゆくのと同じです。

落ち葉は流されながら、少しづつ織りなす模様や色合いをかえてゆきますが、私たちはそれにいちいち意味をあたえることはしません。

あるいは、水面に油をたらしたときも同様です。

油はいろいろな模様を描きだし、しだいに形がどんどん変わってゆき、たくさんに分かれたり、消えてしまったりもします。

その形をみて、「どう見えるか」「なにが起きているのか」を解釈しながら時間をついやしても意味がないのです。

それはまるで、ロールシャッハテストのよう。見る人によって、見えるものはまったく違います。

たとえ同じ人が見ても、そのときの気分によって、違うものに見えることでしょう。・・・ということは、見えているものは、そのときの自分のこころの状態を反映しているだけなので、問題があるとしたら形にあるというよりもこころのなかにあるということになります。

「あそこにコワい顔が見えるよね」「え?あれは犬じゃないの?」・・・というように、あるときにはホラーに見え、あるときに楽しげな景色に見え、それは自分ひとりだけの世界で「ほんとうのこと」ではありません。ただの自分による解釈です。

ひとりひとり見えているものが違うのなら話がつうじないのはあたりまえで、その解釈をたたかわせて、正誤をきめるのは意味がないのです。

葉っぱや油の形が描きだす模様に、ストーリーや原因、結果がないのと同じように、私たちの見ているものにもじつはストーリーも因果関係もありません。私たちが勝手にでっちあげない限りは・・・。

私たちはでっちあげるのをやめられないのですが、それはまったく独創的すぎて理解不能で、まったく自分の幸せにも役立っていないようです、がやめられません。私たちは、意味をつけることに慣れきっているようです。

起きていることを分析して、意味を知ろうとすると、意味のないものに巻き込まれます。

意味を知ろうとするよりも、ただ自分にふさわしくないことは、ハイヤーセルフに渡してしまうことで解決するようにいたしましょう。

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「気づきの日記」バックナンバーはこちら: 古川 貴子 ヒプノセラピーカウンセリング

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