ブログ

おうちカフェ

"2ヶ月ちかくも待ってテーブルがようやく到着。壁際において小さなランプをのせるとイメージどおり!でも、壁がちょっと寂しい。この深いワイン色の家具にあう絵のイメージは・・・?と頭の中で検索機能を働かせる。その昔、美術展に出かけるたびに気に入った絵のポスターを買ってくるのが習わしで、くるくる巻かれたまま眠っているポスターたちをさっそく物色。当時はシュールな絵がお好みでデルボーやらキスリング、マグリットばっかり・・・。う〜ん、ちと違うな〜と首をかしげていたら、モリスのアールデコ風フラワーパターンを発見。うぐいす色のグラデーションがなかなかシック。こんなニセもの安ものポスターも、ちょっと貫禄のあるアンティークフレームに入れてあげるだけで見違えるほどバージョンアップ。今、このマホガニーテーブルが私のお茶&学習スペース。ここでまったりが至福の時間です。"

つぎは他のことでほめてね!

"人間は環境に適応する動物だし、環境ひとつで行動も変わるな〜と感じた週末。実は、週末に思い立ってチョコレートケーキ(ガトー・オ・ショコラであります)を焼いたのですが、ダイエットを考えてブラックチョコと卵で作るヘルシー版(ヘルシーに聞こえない?普通はバターやら小麦粉、多量なる砂糖が入ります)。その夕、友人にさっそくお裾分けしたら思わぬ反響、大絶賛。涙を浮かべて喜んでくれました。(あ、目にゴミが入っただけかしら??)で、すっかりいい「条件付け」がなされてしまった私は、またまた思案の末さらなる改良を加えて再び焼いてみたわけです。うんうん!上達してるっ。(しかし、連日のホールでのチョコレートケーキはかなり危険だっ)やっぱり人間「あ〜だ!こ〜だ!」と重箱の隅をちくちくされるより、なにがともあれとりあえずほめられちゃうってこと大切です。勝手に自分から学習する意欲がわくもんなんですね〜。でも、これ以上学習意欲をあおられるとデブになりそうだ〜。"

たのしい園芸

"ラベンダーの種が送られてきました。直径5センチのうすっぺたいタブレット状のものが入っていて、この魔法の土に種をまくわけです(その昔、お世話になった「科学と学習」の付録みたい)。指示通りちっちゃなボールにセットしてお湯を7分目まで。すごいすごいみるみる土が膨らみはじめるではありませんか。でも、まだ水分が半分ぐらい残ったところで膨張がピタっとストップ。げげっ!お湯が多すぎ?でも、今更どうすることもできなくって、まるでコーヒー豆のカスにお湯をそそいだみたい。しかし、せっかくの楽しいガーデニングをここで断念するっていうのもなんでしょう。そこで、ラベンダーの種を田植えしました(植えたというより浮かせた)。種が溺死しないうちにさっさと発芽しますように!と、のぞいてみたり日に当ててみたり、けっこう面倒見がいいです。不憫な子ほどかわいいっていいますものね。"

映画じたいがすでにLost in Translation

"「ロスト・イン・トランスレーション」どうだった?と聞かれて、ふぅぅ〜む・・・というリアクションしかできませんでした。東京のイルミネーションや雑多な無国籍感が不思議でいいとか、はじめてやってきた外国人が戸惑う様子がうまく描写されているとか。ほんとにそう?私にしてみれば見慣れすぎてる新宿・渋谷はそのままだし、外国人からみるとこうなんだ〜という目新しい視線も感じられず、たんに寂しい異邦人男女が東京を徘徊している、だから何?という感じです(笑)。外国人の友人に聞いてみたら、やっぱり答えは私と同じ、「ん〜・・・よくわからん」でした。しかし、アカデミーとかゴールデングローブとかいっぱい獲っている作品ですよね。ソフィア・コッポラの前作、「バージン・スーサイズ」は醸し出す空気感が好きな映画でしたが。さてさて、批評家のみなさん、この二作目は何がどうよかったんす??"

Sapone Latte

"プレゼントにはするけれど自分のためにはそうそう買わないのが、輸入ものの石鹸。もらってしまいました!それも、世界最古の薬局とされる「Santa Maria Novella」のローズ牛乳石鹸。フィレンツェ中央駅の隣にある修道院製なのです。(ここの聖堂の壁画も美しいですよ〜)800年前から変わらず作り続けられている由緒正しい石鹸。くださった彼女は洗顔石鹸を自分にプレゼントしたらしいのですが、お支払いの段になって青ざめたそうです。(これが石鹸の値段かいっ!と)パッケージもいかにも古めかしいロゴと飾り文字がついていて、イタリアの雰囲気がむんむん。使ってしまってもラベルはとっておこうかな。その昔、メディチ家の美女たちがこぞって使ったであろう美貌にさらなる磨きをかける石鹸。ふっふっふ。しばし飾っておいてお誕生日にもったいぶって使いましょうかね。"

ゴンドラに気をつけろ!

"「ヒルサイドテラスに新しくできたカフェ、かなりゴンドラだったね〜」私と友人は感想を述べあう。その昔、パリで夜遊びしたすえ、ようやく開いていたピザ屋が「ゴンドラ」という名前だった。まぁ、選択の余地なく入ったはいいけど、店でケンカはしてるし、料理は来ないし、来ればマズイしの三重苦。しまいに、二人とも一言も発する事ができなくなり黙りこくってしまった。以来、レストランで盛り下がってしまうこと、相当イケてないことを「ゴンドラ状態」と呼びます。NYスタイルを気取ってるこのMカフェは、Ice Coffeeはネスカフェだし(泡立って白濁しているのはインスタントであるなによりの証!)、Banana Pieはだらだらのカスタードクリームをホイルで包んだだけだし、相当ヒドイです。かなりこき下ろしつつも、ガラス張りの眺めのよさに思わぬ長居をしてしまったのでした。"

夜みるともっとコワい

"「豆は一晩ふやかす」・・・。なるほど、料理本を見ながら明日のビーンズスープ作りのために白花豆カップ一杯をお水に浸す。寝る前にちょっと気になって「どんなかな〜?」とのぞいてみてビックリ!きゃ〜ぁん!びちぴちつやつやで愛らしかったお豆たちが、一気に年老いてシワだらけ。その様相は妖怪そのもの。さらに倍以上にふてぶてしくふくれあがってお鍋からはみ出しはじめるし。すご〜い!ああ、見るんじゃなかった・・・。このまま水に浸し続けたらついに発芽してうちの部屋を占領されてしまいそうでコワい。しかし、乾物豆って死んだふりしていつでも生き返れちゃうなんてどういう生き物なのでしょう。みあげた生命力であります。さて、豆でも食べてそのめげない根性にあやかりましょうかね?"

やっぱり5月はいい

"週末の夜だというのに、代官山・中目黒界隈はどこのお店も通りもひっそりとしています。もう、みなさん遊びつくしてしまって休息の態勢?いえいえ、お財布の事情かな?こんな宵は、お散歩していてもまたちょっと違った風情があります。いつもよりも街の灯がきれいに見えるし、木々のいろんな匂いがしてきます。ほのかな花の香りにあたりを見回すと、ひっそりジャスミンが咲いていたり。栗の花の匂いに初夏を感じたり。あんがい大きな木の多い旧山手通りあたりはちょっぴり森林浴気分。気持ちのいい風に吹かれて、この季節は日本のヨーロッパ。"

ひとりあそび

"ゴールデンウィーク真っ只中。代官山はいつもの日曜にくらべて、けっこう静かな佇まいです。しかし、きょうは朝からカラスの大合唱。さっきスーパーに行ったときも、うちのマンションの柵という柵にカラスのカップルが鈴なりになっているというシュールなながめにギョッとしました。(ほかの鳥だったらかなり微笑ましい図のはずなのにかわいそうなサガですねぇ)さて、ことごとく友人たちと予定がすれ違って、ちょいとヤケ気味の日曜日。ひとり遊びでブランチにパンケーキを開発・試作中。これが予想外にも傑作で感動ひとしきり。誰も食べないならひとりで食べちゃうぞ〜!と、すでに4枚完食。「たかちゃんパンケーキミックス」でも売り出したい気分。でも、CDよりヒットしちゃうってのも困りものですよね〜。"

"やっぱ、かわいいものはかわいいのだ!"

"最近のヨン様に群がる主婦の熱狂ぶりには唖然とします。私は「冬のソナタ」を見ていないので何やら共感性がうすいのですが。たどたどしい日本語を武器に、ひっくりかえりそうなキザなセリフでおばさまをばっくり虜にしている様子はなかなかです。でも、よ〜〜〜っく考えてみるとぜんぜんヒトのことは言えない。最近、私はTスーパーのアルバイトFくんにご執心。可愛くって可愛くって、日々鑑賞(?)に通っております。一方、友人KちゃんはMスーパーのNくんの大ファン。二人で「あんな弟がいたら猫っ可愛がりだよね〜」「ほ〜んと、何でも買ってあげちゃう」だなんて、超おじさんっぽい発言がぽろぽろ。ああ、そっか〜、わたしがおじさんの「若い女の子嗜好」を嫌悪するのは、わたしもあんなふうにあからさまに好意を表した〜い!可愛がりが〜い!という抑圧された欲求の裏返しだったようです。(笑)非難したくなるときは、やっぱりいつだって同じ事をしてるものなんですよね。"