最近多いんですよ。チャイムがなってこちらがインターフォンを取るより先に、思いっきりドアノブをガチャガチャ回してドアを開けようとしている人が。たいてい新聞の勧誘のおじさん。これじゃ売れるものも売れないでしょ〜よ。だって、こんな乱暴な訪問には思いっきり引きますもの。物品の販売にしろビジネスにしろ、結局ベースは人間関係。人間関係は無理じいされればされるほど逃げの態勢に入ります。「北風と太陽」のごとく、やさしく与えて安心させてくれれば自然に開くのにね。だから、「何が何でも売ってやる」エネルギーは、買ってくれる人さえもはねのけているようなものです。それより、なんでもいいからサービスしちゃうこと。下心なしでサービスされちゃうと、人はおのずと恩返しがしたくなる、人には互恵性の行動原理が備わっているのです。ですからほっといても「今度はこの人から買ってあげよう!」と思うものです。これからは、愛情のないビジネスはたちゆかないことでしょう。あ、これはもちろん恋愛にも通じます。でもこの場合、本気度が上がれば上がるほど、なぜか「無償の行為」とはほど遠くなってゆくのですよね〜(しみじみ・・・)。
ドアノブこわさないでね
- furukawaさんのブログ
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