スタッフ主宰のお食事会におよばれ(うふっ。いいご身分!)近所のわりにはまったく所在を知らなかった隠れイタリアン懐石。たった数組しか入れないので超VIP扱い。ランプに浮かびあがるテーブルには薔薇の花びらがほろほろ散らされ、壁にはミュシャのフレームがずらり。ここで、もうすでにお姫様気分。お料理ときたら、一品一品がアートそのもの。新鮮なお魚や和の食材、そして珍味がもりだくさん。鯛のカルパッチョはお頭つきだし、秋の味覚、土瓶蒸しがまた最高。何ともいえないいい香りの深〜いスープの味わいに酔いしれる。「正体は何ぞっ!」とフタをあけてビックリ。フォアグラと生ポルチーニでスープをとってローズマリーで香り付け。うっは〜。贅沢のきわみ!これひとつで、十分おご馳走でございます。そして、メインの和牛が出てくる頃には、満腹度150%の破裂寸前!しかし、食後は地下のラウンジに移されてソファで心地よくの〜びの〜びしているうちに、あら不思議!別腹スイッチが勝手にONに!運ばれて来たデザートの盛り合わせの数々も難なくクリア。この妖怪のごとき食欲のおかげですべてをつつがなく胃袋におさめ、浮き世ばなれした夢のような時間に酔いしれ幸せ一杯ハラ一杯・・・・ん?気がつけば午前様寸前。きゃ〜ん!魔法がとけちゃうよっ!
魔法がとけないうちに、すべてたいらげよっ!
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