"舞台裏、用意してありますか?"

"セラピーの仕事をしていると、すでに「何の悩みもない人」と勘違いされることがあるのですが、声を大にしてそんなこたぁない!と申し上げておきます。でも「たかちゃんはいつも楽しそう」?決して「楽しくない」とは申しませんが、それだけではないことは確かです。何を言いたいかというと、私たちには「舞台裏」が必要だ、ということです。かりに自分の問題が大きすぎて注意のすべてを吸いとられそうなときでも、クライアントさんと会ったり、あるいは友人と過ごしたり、美味しいものをたべるときなど は、ひとまず問題は舞台裏に片づけておいて、そのひとときの出会いに集中します。さもないと、その問題がなくならない限り他のことはできないし、その一瞬の輝きや幸せを逃してしまうから。気をつけないと自分の抱えている問題に人生丸ごと食われちゃいますぜ、ダンナ!"