"昨日いただいたお花はあっというまに満開。誇らしげに開ききった花びらは、ほころびかけの頃とまったくちがう表情です。よくフランドル絵画には、満開をすぎて花びらがおちそうな退廃的な花が描かれていますが、日本人はむしろほころびかけをよしとするようですね。(人間に対してもそうかな?)外国でチューリッップが生けてあるのをみると、まるで人食い花のように花びらがそっくり返っていて、いったい何の花かとギョッとしたこともあります。先日観たアラーキーの写真展もすでにすがれて朽ちる寸前の花ばかりでした。でも、妙に色っぽく存在感があって不思議にきれいでした。"
それぞれの美しさ
- furukawaさんのブログ
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