ロシア日記 -8-

"四月の下旬頃、朝近所を散歩するとタンポポの綿毛のようなものがたくさん飛んでいた。友人いわく「ブラッシングした犬の毛でしょう」。サンクトペテルブルグでも「これはゆうに犬百匹は丸裸でしょう!」というぐらい街中にとんでいた。どうやら真犯人は「菩提樹」らしい。ホッとした。"