寒い雨続きで傘にかくれて歩いていたここ数日。ようやくのお天道様に、ふと目線を上げてみたら大きな木に緑がもりもり!あらあら、どこもかしこもいっぺんに景色が変っているではありませんか。この季節はウツや精神障害が多いといわれますが、植物のすべてが申し合わせたように芽吹く春は大きなエネルギーが働いているのです。もちろん人間もその一部、私たちの中に何も起こっていないはずがありません。私自身もこのころは、なにやらびみょうな精神状態の変化を感じとっています。それは一見ネガティブな記憶や感情としてあらわれたりもするのですが、結局は心の奥底に後生大事にしまっておいたボロボロの感情をもう手放してもいいかな〜と浮上させているようです。つまり解放しているのですが、そのちょっと目の前を通り過ぎる一瞬にそれを目撃して、おそれおののいて再びしまってしまったりすることもあります。すべてはよくなるために起こっていることを信頼して、どんなものが出て来ようと静かに手放してあげることです。
毎日ながめが変るこの季節
- furukawaさんのブログ
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