「オバさんになっても、もっと私を幸せにしてくれますか?」と婚約者の女性が尋ねる某社のCM。おもわず「はぁっ?」と声をあげそうになったのは私だけ?近頃、この手の発言が目立ちます。たとえば、世間を大騒ぎして結婚&離婚した女優さん。「また、セレブを見つけま〜す!」と豪語されていましたが、これもかなりな他律的発言。「相手を幸せにしたい」という気持ちは誰にでもアリですが、「あなた、私を幸せにしなさい!」ってどうなんでしょ?この女優さんの離婚話にしても、彼氏が「これは彼女が喜ぶだろう!」と行動すればするほど、彼女の激怒&不信のタネに。たとえば(なんか芸能オタクっぽくってイヤだわ 笑)、サプライズで渡そうと大きめに作った指輪に、彼女は「使い回しじゃん!」と怒り狂う。そうなると、幸せにしてあげよう!といくら頑張っても、悲惨な解釈のもとにどんどん悪者に仕立てあげられてゆくのです。おお、コワ。それに「誰かが与えてくれる幸せ」って、その人がいなくなったらソク振り出しに戻ることを意味します。では、いったいどうしたら幸せになれるのか。まず、何であれ「反応の源は『自分自身』であって、それを人がコントロールすることはできない」ということです。「何が幸せで、何が不幸せ」か自分のモノサシで決定している以上、そのモノサシに「幸せ」というメモリがちゃんとあるのかが問題です。つまりは、何を体験しているかというよりも、物事に反応する自分の心のクセなのですね。つねに人を疑う、信じられない、被害者であるように感じる・・・こんなモノサシはすぐに修理いたしましょう。
誰もしてくれないのでした・・・
- furukawaさんのブログ
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