お向かいさんへフカヒレ詣

「るん」の扉をガチャっと開けると目に飛びこんで来るのが、道を隔ててお向かいにある中華料理屋さん、「花壇」。一面窓に囲まれた広〜いスペースに明かりが煌々とともり・・・けど人影はひと〜りふた〜り。こんな調子で大丈夫?と、ここ6年ほど勝手に気に病んでおりました(完全によけいなお世話ね!)でも「代官山の中華の老舗!」とか「杏仁が、かなりヒット!」とかいう噂にかねがね一度は行ってみたいと思っておりました。

そこへチャンス到来っ!ついに、この中華屋さんらしからぬひらひらカーテンを中からつぶさに見ることができましたわ。それに、奧に会議室やら小部屋があるのを発見!まばらな人影について、ようやく心配する必要がなくなりました(笑)。

お料理は、かなりわたし好み!見て下さいませ。このフカヒレの「姿」煮茶碗蒸し。筋状でかろうじてスープに浮かぶようなものしか食べたことがなかったので、感動!それに、ホントに翌日はお肌が、ツルツルでびっくり。全体に中華を食べているというよりも和食を食べているようなサッパリ感と、どこまでも素材を生かした調理法はかなり高得点です。今までにない中華のイメージです。

さて、食後には例の杏仁を。むむっ、濃いです。寒天やシロップやチェリーにごまかされることなく、ミルクとアーモンドの風味がほどよく・・・・おもわず、おかわりしてしまいました。

お店は、中華風でも今風でもないオーソドックスこのうえないインテリアですが、お味は保証付き。忘年会、新年会におススメです。いらした折には、「るん」に向かって手を振ってくださいね〜。