友人からメールが入った。「おみやげ賞味期限があるから届けます」。そうそう、ご両親をつれて温泉に行っていたのです。ちょうど私も用事が片付いたのでお越しいただくことに。
お約束の時間まであと一時間と少し。では、読まなければならない小難しい本を引っぱり出して、まあ一時間だったらなんとか読めるでしょう。時間をきめると集中できるもので、ふと顔をあげるとお約束の時間をゆうに過ぎている。時間はぴったり守る方なのでいぶかしく思ってドアをのぞいてみると、ナント紙袋がかかっているではありませんか。「え〜、もう帰っちゃったの〜?」
あわてて連絡をとってみると、友人いわく「時間どおりにチャイムを2度ならして待ったけど、応答なし。電気メーターを見たらぐるぐる回っていたので、もしバスタオルで出て来られても困るので退散しました」とのこと。
そういえば難解な読書にとりくんでいるそのとき、不覚にも1分ほど意識がふっとびましたっけ。・・・じつは10分・・・いえ20分ぐらいだったかもしれません。もしや、ピンポンで「ハッ!」と戻って来たのかも。ああ、大切なところで失礼いたしました。お茶も用意して待っていたのに〜。でも、おしゃべりなわたしたちのこと、たぶん「今日」では時間がたりなかったのね。また、今度ゆっくり。
おみやげは出来たての自然薯(やまいも)のお饅頭。濃い緑茶にあいそうです。コロコロ可愛いサイズなので、しっかり個数を決めて食べないとキケンだわ〜。