おなつかしゅ〜ございます!みなさま

上野で「ロダンとカリエール展」を観てまいりました。カリエールは、どんな展覧会でもものの1〜2点しかお目にかかれないので、このように一同に会しているのはめずらしいことです。

ところで、この写真の彫刻の数々、ロダンではない?そうなんです。これは石膏像のみなさん。油絵とかデッサンをやってらした方には、すっかり顔なじみさんたちですね。

じつは、会場のギフトショップに、「ガチャガチャ」マシーンがあったのです。コインを入れてレバーを回すとプラスチックカプセルに入ったおもちゃがころりん・・・というアレです。さすが美術館、ひと味ちがっていて、なんと中味が・・・石膏像のレプリカなのですね〜。

じつは、わたくし、彼らについては何でもしっているのです。ヘルメスくんの髪のカールの個数にはじまって、メヂチくんの額の角度やら、ブルータスくんの唇の厚さまで。なんてたって、彼らとは何百時間も、ひたすら見つめ合ってすごした仲ですからね〜。そして、お腹がすけば、消しゴム用の食パンをむしゃむしゃ平らげては、もくもくとデッサンに明け暮れた日々がありましたっけ。

このミニチュアでわたしが欲しかったのは、いちばんお世話になったヴィーナスのラポルトさん。ラポルト欲しさに、あ〜らいつのまにかたいへんなことに。何人つれて帰るはめになったか・・・・?数えないでおきましょう。