昨年に「オフィス・るん」で撮影した番組がようやっと放送になりました。が・・・、ちょっと残念な内容でした。
たぶん、番組の意図としては「スピリチュアルにもいろいろあって、いいものもあるし、法外な料金をとる怪しいものも多数存在する」ということなのでしょうが、怪しいものが際立っていて見ていて全部怪しく感じてしまいます。(実際、「真剣な気持ちで受けているセラピーが、暴利をむさぼる怪しいものとひとくくりにされていてガッカリした」という感想を多数いただきました)
番組中に、「自分で人生を変えられないからスピリチュアルに頼る」というコメントがありましたが、実際、わたしのところにいらっしゃるクライアントさんはそういう他力本願な方々ではありません。人生につらい体験がいろいろあったなかで、それでも「自分の手で自分の人生の舵取りをしてゆきたい」「自分で自分の人生をよくしていきたい」という前向きな決意に満ちたかたがたなのです。
たぶん、まだ世の中では「精神世界」「スピリチュアル」=「神頼み」「他力本願」的なとらえかたなのかもしれませんね。わたしには、スピリチュアルに向かう方々こそ、自分自身や人生まるごとにほんとうの意味で向かい合おうをしている力強く前向きな方々だと感じるのです。