お茶の間シネマトーク「RENT」

Five hudred twenty-five thousand and six hundred munites. How do you masure, mesure a year・・・

リズミカルなピアノのイントロではじまる8人の迫力のコーラス「Seasons of Love」。
「515,600分という時間。あなたは一年を何で数えますか?夜明け、日暮れ、深夜のコーヒーカップ、思い出、笑い泣いた日々・・・・何で数えて一年を過ごしますか?」
冒頭からハート鷲づかみなブロードウェイ・ミュージカルムービーです。

さすが舞台初演と同じオリジナルキャストがはっているので、歌のパワーたるやすごいものがあります。そして、さまざまな登場人物のシチュエーションから、おのずと観ているそれぞれが自分の一年の数え方をふりかえって、おもわずしんみり。

脚本・作詞・作曲を手がけたJ・ラーソンが公演の前日に亡くなるという大アクシデントつきのミュージカルですが、まさに「生」の輝きをとじこめたメッセージ的な作品です。ちなみに、わたしの一年の数え方。それは、大好きな人と分ち合ったスウィーツの数でしょうか?

涙壷度:★★★★☆ (冒頭のテーマだけでも、がっつり泣けます)