盆暮れに、決まってお目にかかる三人のお友達がいます。それも、もう十三年余り毎年このメンツで集まるので、ある種「ならわし」となっているのですが。会うたびに口にするのは、「なんで、私たち仲がいいのかしら〜?不思議ね〜」というひとこと。
ホントに不思議なのです。なぜかというと、この四人、日常生活ではまったく接点がないのです。お一人は、私よりも一回りも年上で、他のお二人はふた回りは上。お酒がぜんぜん飲めない私と、ザルのごとく顔色ひとう変えず召し上がるみなさま。そして、お仕事の分野もまるで違うときています。しかし、唯一の接点は、みなさま「氣」の達人であること。
だから、おトシなんてなんのその(じつは、若年者の私がいちばん年寄りじみている・・・)、ワッハッハと笑うと吹っ飛ばされそうです。じっさい、井の頭公園の森のなかで、ドラゴンボールよろしく「氣」で飛ばし合いをしてあそんでいたりします。だから、食べて、飲んで、大笑いして・・・、たまにお店で「ウルサイですぅ」と苦情が出てしまうほどパワー全開。
思えばまったく知らぬうちに、お近づきになっていました。やっぱりエネルギーで引きあうものは、ふか〜いふか〜い部分で同調しているのでしょうか?「氣が合った」としかいいようがありません。自分が感じているエネルギーに素直に行動すると、頭でアレコレ考えるよりもよっぽど正解にたどり着くことができます。
それにしても、磁石でひきあったようなこの三人のお友達。それぞれを見ていると、トシを重ねるのも楽しいかも!と感じられてくるのです。私の財産です。