週末は、「ヒーリングをうける」という恩恵にあずかりました。めったにセッションを「うける」機会がない私は、嬉しくて細胞がぴちぴち喜んでおります。
いざ、クライアントさんの立場に身をおいてみると、目線が変わることによってたくさんの気づきがあります。ヒーリングをする側にとって大切なことが、手にとるように改めて感じられてくるのです。
まず、静かに目をつぶって横になり身体のない「気づき」の状態になると、ふだん目で見ているよりもよりずっと多くのことが見え敏感になります。そして、ヒーラーと共有しているその場の情報(場のエネルギーやら、ヒーラーの状態etc)が言葉で話す以上にありありと伝わってくるのです。
そこからつぶさに感じるのは、ヒーラーは「完全なる信頼」という信念がどこまでも大切であることに気づきます。「自分が癒すんだ」という立場からは、過度の期待、あるいは怖れ・不安、自己満足しか生み出しません。その状態は、クライアントに反映されてしまうのです。
ヒーラーは、そこにすでに存在しているエネルギーとただ一体になり、身を任せ、なおかつ意図をもってエネルギーの方向性をきめてあげることだけ。そして、その場のエネルギーとたわむれ楽しみながらクライアントさんとかかわることが癒しを起こすのに大切なことだと感じます。
癒される立場でありながら、癒すものの「あり方」に気づかされた週末でした。