友人のバースデーです。デザートが運ばれてきたころ、この一年の抱負をたずねてみみました。キャンドルの明かりに目をキラキラさせながら語ってくれる様子は、「きっと、そうだね!」とそのイメージが浮かんできます。
バースデーケーキのろうそくを吹き消しながらお願いごとを一つする習慣は、日本にもだいぶ定着してきました。バースデーのお願いごとって、一年のはじめに志しを立てたり、祈願するのとはまた違ったパワーがあるように感じられるのです。
お正月の志は、どこか「足りない自分」「ふがいない自分」から何かを決めていて、自分で決めて、あくまでも「自力」で頑張り、そして疲れて挫折してしまったり・・・。一方、バースデーのお願いは、自分にとっての愛のあるあたたかな理想で、口にするとそのまま宇宙に引き渡され、その日を祝福するたくさんのスピリットやエンジェルや大きな力につつまれて自分が手を離していても自動的に軌道にのって行く感じなのです。
そんなあたたかなエネルギーを感じながら、私も友人と自分の幸せを願ってひとつのお願いごとをしてみたのでした。