ニジンスキーの再来か?!

先日、日野原重明先生のお話をうかがう機会がありました。95歳の今も、現役で目覚ましい活躍を続けていらっしゃるあのお医者さまです。子供の未来を憂えて、このお年の今も文部科学大臣になる!と息巻いていらっしゃいます。

2時間にも及ぶ精力的なお話の最中、バレエダンサーのごとくいきなりヒョイっと片足をあげてみせるオチャメさ。これは、95歳という年齢に対する固定したイメージを解こうという戦略なのですね。忘れたころにまたヒョイヒョイ足を上げる先生に、「もう、若々しいのは十分わかったから〜!先生やめてぇ!」とハラハラする私は、まだ固定観念にとらわれている証拠のようです。わたしだって、いきなりあんなに高々と足を上げたら、つるわ、ひっくりかえるわ、大騒ぎになりそうです。

お話も95歳の大長老としてものをおっしゃるのではなく、とてもユーモラスで、軽やかで、あ〜もっと聞いていたかったです。