お茶の間シネマトーク 「シャーロットのおくりもの」

今年最後の一本です。友人の熱い要望にこたえて、子ブタムービーに決定。これまた、今年最後のキャラメルポップコーンを抱えての鑑賞です。

「シャーロットのおくりもの」というからには、この子ブタちゃんかブタを助けた少女がシャーロットかと思いきや、大はずれ!子ブタのすみかである納屋の入り口に巣をはるクモがシャーロットで、まあ彼女が影の主役です(原題は「Charlotte's Web」(シャーロットのクモの巣)なのですね)。

はじめは大っきなスクリーンにタランチュラのようなモコモコしたクモが映し出されるたびにゲゲッと拒絶反応だったのです。が、じつはこのクモ、声がジュリア・ロバーツなのです。知的で優雅な声でささやきかけるたびに、世で言われるゲテモノが慈愛にみちた聖母のような生きものに見えてくるから不思議です。

子ブタをはじめ、動物たちが表情豊かでとってもチャーミング。たわいもない話でありながら、思わずホロリと泣かされます。年末年始のリラックにはもってこいですよ〜。

涙壷度:★★☆☆☆(最後のほうで、ハラハラ泣けました)
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本年度の「たかちゃん日記」もここでひとまず終了です。
みなさま、ほんとうにお世話になりありがとうございました。
また来年もよろしくお願い致します。

どうぞ、元気で楽しくよいお年をお迎えくださいませ。

感謝をこめて。                     古川貴子