仕事が一段落した夕方、ポンピドー・センター展「異邦人たちのパリ」を観にいってきました。
美術鑑賞といえば開館と同時の朝いちが定番でしたが、この日暮れタイムは人波がひいた穴場の時間帯です。
閑散としていて、この宇宙基地のようなフロアの長椅子で気持ちよく居眠りする人まで。
私の大好きなフジタが数点。彼の絵の独特なディテール、やわらかな空気感は大のお気に入り!
それに、ブラッサイの「夜のパリ」シリーズのフォトもなんて雰囲気があるのでしょうか。うっとり・・・。
その他、パリよりもパリっぽい絵を描く荻須高徳やら、もう大満足。お腹いっぱい!でも、最後の最後であまりにも前衛すぎて、疲労感がましてしまいましたが。
観終わった頃には、すっかり夜のとばり。一階のカフェ・スペースで青い光の中、余韻を楽しみながらお茶でくつろいできました。