桜が開きはじめるまえに、いち早く春爛漫を堪能してきました。
お店に入るなり、カウンターのうえには和紙にプリントされたほのかな桜がお出迎え。
そして、お料理のそこここに桜の小枝があしらわれ、食材も、たらの芽、菜の花、たけのこ・・・と、「日本の春」の豊かな情景がうかんできます。
でも、この京料理屋さん、外観はなんの看板もなし。
一見、お寿司屋さん風。
凹をかたどった小窓からは、鉄瓶が湯気をたてているのが見えるのみ。
入るのにちょっと勇気がいるかもしれません。
でも、妙に居心地がいいのです。
それこそ、このお店の名前「凹町(ほこちょう)」の意図するところ。
「凹町」とは、「ウナギの寝床」を意味していて、いったん入ったら気持ちよくって出られないとか・・・。
その名のとおり、特別な雰囲気があります。
あのピーコさんもお仲間といらしてましたよ〜。