「タカコォ〜!」と、友人が秋田からレイキをうけに来てくれました。
彼女に会うのはこれが二度目。でも、家族のような親近感です。
そもそもの出会いはN.Y.の空港。もう8年も前のことです。私が乗り継ぎ便を待っていると、「乗り換えがわからないんですぅ」とパニクッて話しかけてきた日本人女性。聞けば同じ便で同じ目的地、なんと同じセミナーに参加するために秋田からやってきていたのです。
年の頃も同じ私たちはさっそく意気投合し、ルームシェアをすることを決定。二週間ほどのフロリダ滞在のあいだ寝食をともにしつつ、なんだかんだとお互いのことを話あいましたっけ。
つくづく思うのは、人は会う回数ではなくって、どんなコミュニケーションを持つかでいくらでも親しくなれるということ。十数年来の知り合いでもたんなる友人以上になれない人もいるけれど、彼女のように8年ぶりで2回目に会っても心を許して何でも語りあえる人もいます。
あたりさわりのない話しかできない人とは、やっぱりあたりさわりのない関係しか築けません。なんの気取りやミエもなく正直な感情を素直に語りあってこそ、お互いにどんどん開いて深い理解が生まれます。なにごともなさそうにいつも元気な人というのも、あるときにはちょっと距離を感じてしまいます。それより、「ああ、この人も同じ人間として、同じ痛みをもっている」と共感できるほうが親しみがわきますよね。
彼女とはまた何年かたってひょっこり会っても、きっとこの気軽さは変わらないのでしょう。