はじめての天ぷら体験

本日もMちゃんによる二週間遅れのお誕生会。お誕生祝いは前後一ヶ月まで許されるとか・・・(誰が決めたの??)

行きつけの天ぷら屋さんにご招待です。天ぷらは一年に一回ぐらいしか食べないので、今年の貴重な一回。でも、その一回にふさわしくかなり青天の霹靂な天ぷら体験でした。Mちゃんに「これが天ぷらなら、わたしが食べてたあれらは何?」とたずねると、間髪いれず「フリッター!!」。・・・いやはや、まったく。

住宅街に現れる静かなたたずまい・・・外観からは何のお店かわかりません。

広々としたお玄関を入ると、初夏を感じさせる待ち合いが目に入ります。

店内はカウンター十席のみ。


まずは、空豆と百合根とエビのお頭。お塩でパクリといただくと、「うっひゃ〜〜!」・・・「たかちゃん、顔がのびきってるよ〜」と指摘されてもどうにもなりません。
揚げたてをご主人が出してくださるたびに、カウンターのお客さんが端から順番にのけぞっているのですよ。いくらなんでも、私まで同じリアクションはしないぞ!と思ったものの・・・気がつけば4人めののけぞるお客になっていました(笑)。


ここではまったく会話がなりたたなくて、前屈みで「う〜〜ん!」と至福をかみしめるか、のけぞって感動を発散するか・・・結構エネルギーを使いましたわ。
「最高の食材は生で食べてももちろんおいしい。それを、天ぷらでどこまでおいしくできるか・・・」だそうです。「毎朝、満足できる食材に出会えるかが唯一の不安」とおっしゃるご主人。最高を仕入れても、その中のさらに最高をいくつかしか使わないそうです。
プロ中のプロを目の前にして、身が引きしまるおもいでしたよ。もう、なにがどう出てきたか覚えていませんが、最後の天茶も至福の一杯でした。・・・・ごちそうさま。