近くに来たついでに「Bunkamuraミュージアム」の「プラハ国立美術館展」に行ってきました。
ルーベンスを観るのは久しぶり。ベルギー王立美術館とアントワープ教会(あの「フランダースの犬」のネロ少年が死んじゃった教会)以来です。さてさて、おめあてのルーベンスは・・・?? ありゃりゃ、ルーベンスの複製ばっかですわね〜。
そういえば、サブタイトルが「ルーベンスとブリューゲルの時代」とありましたっけ。この微妙な表現。・・・ということは、あくまでも「その時代」の絵画ということらしく、ルーベンスそのものではないらしい。・・・・ちょっとだまされちゃったような気分なのは私だけ? (・ε・)
しかし、雨の平日にこの人の群れ。日本人は美術愛好家が多いのでしょうか?そのわりには、絵の前に陣どって、「洗濯物が乾かなくってねぇ・・・」とか、「あなた、知ってる?○○さんたらねぇ・・・」と延々とつづく井戸端会議。
う〜〜む。絵を観るというよりは、オバサマがたの生態観察をしちゃった気分・・・。
最近の美術展、質のいいものはもちろん申し分ないのですが、その一方で何でもかんでも海外からもってきて、それっぽいタイトルをつけると日本人は喜んで観ると思っているフシもあるような(それで千数百円は高すぎ!)。学芸員さ〜ん、もうちょっとがんばってちょうだいな〜。