ふとつけたテレビから、阿久悠さんの追悼番組。
このヒット曲の数々! ほんとうに、この方は大衆のハートをがっちりつかむすべを心得てらした方。たぶん、宇宙にパイプがしっかりつながっていて、誰とでもどんな世代とでもひとつになることができたのでしょう。ある意味ではサイキックですよね。
そんななか、目が釘付けになったのがお宝ジュリーの映像。まさに栄華をきわめた1970年代の沢田研二さま。じつは、わたくし、中学、高校とかなりなジュリーファンで、なけなしのおこづかいをはたいてはコンサートに通っておりました。(当時、5千円の武道館コンサートは痛かった!)しかも、十二、三の小娘にとって、ジュリーという存在は「なんだか見てはいけないものを見ている」ような、妙な恥ずかしさとドキドキ感がありましたっけ。
ご本人の意向で昔の映像は長くお蔵入りになっていたようですが、改めて見るとやっぱりジュリーオーラはすごいです。美しいし、カッコいいし、粋だし、なんといっても艶っぽい。当時のスタイリストのハヤカワタケジさんの卓越したセンスもしかり、バックをかためる元グループサウンズの凄腕ブレインしかり、そして阿久悠さんの詞が加わり。当時のスターは総合芸術として存在していたのだな〜と感じます。
十代のトキメキ、ふたたび!でした。DVD、買っちゃう?!(*^^@)