「るん」から恵比寿方面に向かい、あっちに曲がり、こっちに曲がり、はてはどっちに向いてるかわからなくなったころ到着する住宅街の和食屋さん「すがわら」。
お店に足をふみいれて驚いたのは、こんなロケーションでまだ七時前だというのに、カウンターとテーブルのほとんどがネクタイ姿の中年男性で占領されているということ。その後、まもなく満席。なんだか、不思議です。和食屋さんらしからぬこのにぎわい。なぜ?取材かなにかで有名?
・・・こっそり教えてもらった答えは「ミシュラン」! なるほど〜。
出てくるお料理は、旬の食材がた〜っぷり。春キャベツやら筍、菜の花・・・。どれも和食のお店にしてはしっかりした味つけです。でも、いちばん驚いたのは、そのボリューム。ギャル曽根ちゃんとまではいきませんが、大食いを自負するわたし。いつもは、出してくださったものはおいしくすべて平らげ、そのうえデザートのおかわりもへっちゃらのはず。
しかし、非常事態発生。春キャベツのサラダが大皿にうずたかく盛られ、その上にタレのしみこんだ柔な牛肉がいくえにも。このあたりからお箸の動きがにぶりましたね。さらに新じゃがと筍、菜の花の炊き合わせ、金目鯛の姿焼き、そしてお食事へと続くのですが。さすがにご飯とお味噌汁はギブアップぎみ。一週間分のおかずと一度にいただいてしまった気分。
と、いいつつも、最後のアマレットのかかった杏仁風牛乳かんがとびっきりおいしくて、しっかり立ちなおってすべていただきました♪
つくづく、最近の恵比寿は多種多様に洗練されてきているのを感じます。こちらのお店にいらっしゃるときは、よ〜くよ〜くお腹をぺったんこにしておくことがポイント!旬の食材のおいしいご飯をた〜っぷり堪能できることでしょう。
PS 常連さんは別ですが、一見さんだと接客に多少緊張感をしいられる・・・という感じでした。