「望年会」っていうのもステキ

(たぶん、前世から・・・)永年にわたって氣の合うおつきあいをさせていただいている、おにいさま&おねえさまがた。そんなみなさまに囲まれてちょっと大人の「望年会」。「えっ?!ここに入っていいの?」というぐらいシックな店構えは、吉祥寺の割烹「利久」さん。

四人がゆ〜ったり坐れる広々としたお座敷に案内されたものの、なぜか座椅子をひきずって真ん中にちんまり寄り合うわたしたち。笑っちゃいますが、ふだん生活している距離がいちばん心地よく感じるものなのです。

お料理はね〜、どれもこれもすばらしかったです。素材も盛りつけも「あっ!」といわせるものばかり。いくつかご紹介いたしますと・・・。

 

 

 

 

 

まずは、テーブルのこのセッティング。和のなかにX'mas ホリデー気分があってわくわくします。八寸は、なんといちじくの田楽。真っ赤なもみじが添えられたいちじくはトロトロで柚子みそがとってもあうのにびっくり。あまりにおいしくて四人とも三口ほどでペロリ・・・。だから次ぎのお料理もあっという間に出て来てしまいました。

これはお造りです。すんごくアートしています。ナマで見るともっと迫力。柿が器になっていると思ったら、丸のまま。これがとろりんとした冬柿でほどよく甘くお刺身にあいます。今おもえば、わさび醤油でいただいてみるんだった・・・。

そのあとも、煮物やら焼き蟹やら、ブリ照りやら豪華です。そう、こんな揚げ物も。揚げ物が立ってるなんてはじめてですが、油がほどよくきれて衣がサクサクのまま。もう、春?とばかりに、ふきのとう、たらの芽、そして生麩などなど。おいしかった〜。シメは土鍋でムカゴと桜えびのご飯。香りが楽しめます。

デザートは善哉やらアイスクリームからチョイス。最後は日本茶だと信じていたらこればまたマイルドなコーヒーで、そのへんのカフェよりも数段おいしいコーヒーをいただくことができました。

そして、何よりも年齢をこえた「氣の合う」お友達と「あ〜だ!」「こ〜だ!」いいながらいただくのが幸せ。今年はみんなで二回もお食事会ができた充実の一年でした。

将来「ヨイヨイになっても仲間はずれにしないでね〜」と冗談をいいあっていますが、おにいさまもおねえさまもますますお元気です。こんなふうに歳を重ねたいとおもえる先輩をもつわたしは幸せだな〜と感じます。(^_^)   

おにいさま&おねえさま、来年もどうぞよろしく!