縄張り訪問

友人、あやちゃんのお誘いで彼女のホームグラウンド、鎌倉にやってまいりましました。この界隈は案内をしてくださる方がいないと右も左もわかりません。

スタートは、私達らしくランチから(そうです!腹ごしらえがなによりもだいじ)。北鎌倉にある「笹の葉」という精進料理のお店へ。一軒家のこのお店。引き戸をがらがらっと開けると、昔ながらのお玄関。そして、畳のお部屋へと通されます。なつかしい石油ストーブの暖かさにホッとして窓の外に目をやると、お店の名前どおり笹がたっぷりと茂っているのがまたとても気持ちがいいのです。

二人で玄米菜食膳(¥2100)を注文しました。こだわりの食材を、見るからに丁寧に心をこめて用意された一品一品。手をつけてしまうのがもったいないほど。おもわず正座をしていただきましたよ。栄養になっているというよりは、身体の中から浄化されるようでした。

その後、円覚寺境内でゆ〜っくり梅の香を楽しんで、「亀ケ谷坂切通し」というもっとも鎌倉らしいルートをとおって、不思議な井戸のある海蔵寺を訪ね、最後は小町通りへ。ああ、鎌倉の街並というのはなんてすがすがしいのでしょう。お寺の掃き清められた美しさに心がすっとしましたが、街自体もそんな雰囲気があります。


小町通のにぎやかさで一気に現実に戻ってきました。さてさて、いよいよお茶の時間。あやちゃんが開店したてのパティスリー「雪乃下」をリサーチしておいてくれました。チョイスしたのは、「アンボーメ」というフランボワースとピスタチオのスポンジにライチのお酒がたっぷりかかったケーキ。しっかりとしたお味に、スウィーツの女王も◎!!

半日余り、散策を楽しみつつ、ひさびさに会ったあやちゃんともたっ〜ぷりお話ができて大満足な一日。味をしめて、また来ま〜す!あやちゃん、よろしく〜!