09-09-25 栄光のミシュランさんへ

恵比寿・・・。バス通りから一本路地に入るなり、アパートやら民家やらの昔ながらの風景。そんななか、ひっそりと目立たない入り口が・・・。「なすび亭」。どうやら、ここが本日のお食事どころのようです。

入るとカウンターとテーブルがあって、ほどよくリラックスできる雰囲気。ご主人はもくもくと仕事をこなし、紺色のTシャツ姿のうら若い女の子三人があれこれ仕切っているという、和食のお店にしてはおもしろい人員構成です(ふつう、ご主人、若い板さん、そしてフロアに女の子というところでしょうか)。

お料理も、しごく王道。そして、シンプルです。じつは、ここ、今年ミシュラン入りしたお店なのです。

以前も恵比寿にあるミシュランに行きましたが、共通しているのはミシュランというきらびやかな響きに反して、お店もお料理も盛りつけも、地味といってもよいほどスタンダードだということ。言われなかったら、ぜったい星の存在には気づかない。

これも調査員個人の好みだし、またミシュラン全体として「良しとする味」の傾向もあるのでしょうから、けっして普遍の評価ではないわけです。前回行ったお店もふまえると、たしかに共通項を感じることができます。同じ匂いがするぞ!(笑)これがミシュラン流なのね。でも、「たかちゃんミシュラン」だったらまた話は別!食べる人の数だけ、ミシュランがあるんだよね。

ところ で、本日のヒット♪は・・・秋のかおりがいっぱいのキノコ汁、サバとお茄子のコンビネーションが美味なみぞれ煮、ふわふわアナゴの土鍋ごはん。

しかし・・・残念なことに、「わたしにとって超肝心」なデザートが「スカッ?!」というぐらい空ぶり気味。すかさず近所のカフェで仕切り直しをしたのでありました。

ご馳走さまでした〜。