ていねいに刺繍のほどこされた巾着袋・・・。さて、中身はいったい何でしょうか?
これは、いただきもののMakaibari という紅茶。インド、ダージリン地方でとれる、まさにダージリンティーです。
この紅茶がおもしろいのは、あのシュタイナー教育で知られるルドルフ・シュタイナーが提唱した究極のオーガニック、バイオダイナミック農法で生産されていること。あら〜、シュタイナーって農業まで手をそめていたなんて知らなんだ!まあ、ヒトの研究も農作物の研究も生物としては同じなのでしょうが、天体の動きを考慮したうえでスピリチュアルに育てられた紅茶ってどんなお味なのでしょうか?
お茶の新芽を摘んだFirst Flash(春摘み)は耳にしますが、これはAutumnal Flash(秋摘み)。お茶の効用も、春摘みは元気をくれる日中のお茶だけど、これは "wash away the day's fatigue" とあるように、一日の疲れを癒してくれる夜用のお茶のようです。
濃いめが好きなので、たっぷり時間をかけていれてみました。それでも、こんな淡い色。茶葉が大きいせいですね。でも、香りはしっかり出ています。
このお茶の味、なんか知ってる感じ。静かでやさしくって・・・、そう、日本のほうじ茶みたい。あのマスカットフレーバーははるか遠くで香っている感じで、やわらかくってとても飲みやすい、まさに癒し系の味。
日本で手に入るものとは違うルートで入手された上物のお茶。この完璧に宇宙とハーモナイズしているお茶、ナイトキャップがわりになりそうです。Rさん、貴重なおすそわけをありがとうございました。
PS マカイバリのお茶は、あのハーゲンダッツ紅茶味にも使われているんですって!