グラスホッパーといえばバッタのこと。では、ホッパーグラスって何でしょ?
じつは、先日の代官山開眼ショッピングツアーの戦利品であるサングラスのことなのです。
紫外線が強くなるこの時期、わたしにとってサングラスは必需品。引き出しにはすでに五、六個は確保していますが、どれもいまいちしっくりきません。
でも、見つけちゃったのです。「わたしの顔にはサングラスは似合わない」って思わなくてすむサングラス。
室内でかけると色が沈んで何も見えません。お天気のいい日、外でかけると意外な感覚。景色ははっきり見えるのですが、彩度がおちているせいか別世界のように映ります。そう、あのエドワード・ホッパーの絵画のような不思議な静寂感。たくさんの人が行きかう横断歩道ですら、まるで静止画のよう。そうなると、音もまったく気にならないのです。眼鏡をはずしたとたん、色彩やら動きやら喧噪やら、現実の世界がどっともどってくる感じです。
ちょっと瞑想チックになるサングラスなのでした。