午後のひととき、お出かけしてきました。目指すは、世田谷美術館。
途中、ハンパじゃないどしゃ降りにみまわれ軟弱にも引きかえそうと思いましたが、なんとか到着・・・ホッ=3。すると、いきなり青空に。あでやかな緑と雨にぬれた土の匂い。あ〜、オアシス、オアシス!環八の渋滞を横目に、ここは別世界。
フェリックス・ティオリエという、今から160年前、写真機が発明された直後の写真家の作品。当時のカメラは巨大な箱型で、一枚撮るにも相当な労力が必要だったようです。彼のモノクロームの作品は、静かで詩的で美しい絵画のよう。
館内は貸し切り状態。だ〜れもいません。その後に立ち寄ったカフェも人影なし。都心とは思えない深い緑に囲まれての静かなお茶タイム。至福でした。(^^) (あまりに静かすぎて、異次元にひとりワープしちゃったわたし?な気分。)
PS そのむかし、ブカレストで国立美術館に立ち寄ったとき、やっぱり人っ子一人いなくて貸し切り状態。静かでよかったものの、警備員がこっそり、しかしあからさまに、最初から最期まで尾行してくるのが落ち着かないやら・・・。わざと、時間をかけて観てみたり、戻って観たり・・・イタチごっこ的イジワルしてました。(^^;; さすがは世田谷美術館。尾行はなかったです・・・。