東日本の大地震、ほんとうにびっくりいたしました。
壊滅的な被害を被った各地の映像、そして今なお救助を待つ多くの人々の姿に胸が痛みます。
被災された方々、特に大切な方を亡くされた方々、心からご冥福をお祈りするとともに、心よりのお見舞いを申し上げます。
わたしは確定申告の書類を仕上げて「さて、コーヒーでも!」と思ったそのときでした。尋常でない揺れにすぐにドアを空けたのですが、すでに立っていられずドアにしがみつく状態。
どんどん揺れが激しくなって、マンションンの外壁がポロリとはがれ落ち、部屋の中で何かが倒れたり割れる音が聞こえてきたあたりから、NZ地震が頭をよぎり「床、ぬけるかも・・・」という恐怖が(ここは六階です)。
幸い、お隣のオフィスの女性お二人が声をかけてくださり、一緒に避難することに。どこか安全なところを探しながら中目黒駅方面へ。お二人が道沿いのイタリアンの常連さんだったので、そこのカフェに逃げ込みました。テレビがあり、温かい飲み物をいただきながらしばし中継を見守ることに。
このお店は高架下にあるせいか、あまり揺れを感じません。それでも、たまに大きなシャンデリアがゆっさゆっさと揺れていて、しかし身体は確実に揺れになれつつあります。テレビが外から見えるので、道行く人たちが心配そうにお店を覗き込んで足をとめています。
こういうときには、一緒に行動してくださる方がいるとほんとうに心強いです。幸いお二人がとても機転のきく頼りになる方々でご一緒させていただいてほんとうによかった!
この地震で、ふだんは会釈ぐらいしかしないマンションの方々と声をかけあったりお話しをすることができました。みなさん温かで、あらためてつながりの大切さを感じました。
どうぞ、みなさま、まだしばらくはお気をつけてお過ごしくださいませ。