ひさびさのお出かけ

昨日、熱海の友人と電話で話しながら、「わたしたち、気がつかないようでも、ボディーブローのようにけっこう参っているよね」と。

ねぐらや食料は危険にさらされていないものの、「毎日二回、計6時間の計画停電はヘコみます」と友人。「水、空気、野菜に電気の心配。そのうえしょっちゅうユラユラ揺れてるのもすごいストレス。無意識のうちにすごくエネルギー使ってるみたい・・・」とわたし。表面意識では頑張っていても、潜在意識的にはいまだ地震のトラウマや迫りくる目に見えない危機にかまえて疲れているようです。

被災地のかたは、それはそれは大変な苦労をされています。さいわい被災しなかったわたしたちは元気をださなくっちゃ!と思いつつ、なんかダウンなこのごろなのです。

そんななか久々の遠出。東京駅までミーティングに出かけます。じつは、地震の当日、夕方からこのミーティングを予定していて、もし地震がもっと遅かったら静岡、千葉からやってくるみんなとともに帰宅難民になっていたことでしょう。

代官山周辺もやっと人が戻ってきました。ここ二週間は、余震や放射線の影響で地元民しか歩いていなかったのです。カフェも閑古鳥でした。ふだんは人が多くてわずらわしいと思っていたけれど、ふつうに人が歩いていることのありがたさ、あたたかさを感じます。

では、ちょっと緊張しつつ、お出かけしてきます。