美輪しゃんワールド

美輪さんの舞台「愛の讃歌 エディット・ピアフ物語」をはじめて観たのは・・・おやおや、もう11年も前のことになります。

当時の鑑賞コメントは書きたい放題で、書いた本人も今やかなりの赤面もの・・・「美輪さん、ゴメンナシャ〜イ!m(__)m」という感じ。だってあれ以来、美輪さんのリサイタル、お芝居、トークショーへはかなり足を運んでいるのですから。知らないうちにすっかりアリ地獄にハマったようです。

その前回の「愛の讃歌」ではかなり傍観者的に鑑賞しておりましたが、今回はドップリ美輪さんと一体化(ああ・・・おそろしい・・・)。エディット・ピアフに感情移入して泣けて仕方がありませんでした。

銀座のル・テアトルで前列二列目、ほぼ真ん中というすばらしいポジション。フランス語で歌う美輪さんはまさにイタコ状態で、エディット・ピアフそのものでした。なのでおいくつであろうと、恋するうら若き女性の役ができちゃうのですよね。

恋人のテオくん役、おお〜、やっぱりこのタイプがお好みなのね。背が高く、まさにすがすがしい好青年。でも、二人で仲良くよりそっていると違和感がないのが不思議。・・・あのステージは異次元だわ・・・。

11年前よりも格段に進化なさっていて、あの歌唱のド迫力、ドレス姿の真白でなまめかしいお背中、そして3時間40分にも及ぶ熱演・・・。誘ってくださった友人いわく、「美輪さん、うちの父と同い年・・・」と絶句していました。ふつうだったら年金もらってヨタヨタしててもおかしくないおトシですよ〜。どうなっちゃってるんでしょうね〜。

この舞台、連休までやっているようです。滋養と強壮(?)の美輪ワールド、スゴイです(いろんな意味で・・・)。みなさまも是非ご堪能くださいませ。