11-07-21 痛がる男子

二日連続で熱海に出張。台風の影響で熱海の小学校は休校だというのに、堂々とそっち方面にお出かけしていいのやら?しかし、急を要するセッションもあるのです。

ズブぬれ覚悟で出かけたら、なんとカサさえも開く機会なし。セッション中は豪雨で、クライアントさんのお帰りとわたしの移動時刻はまんまと静まり返っていたのでした。ありがた〜い!(^-^)ノ

たまにラッシュ時に電車に乗るとびっくりします。この暑さのせいもあるのでしょうが、小競りあいがあっちでもこっちでも。満員電車を降りるときにちょっと足を踏まれたかなにかで「イッテ〜な、このやろう!まちやがれ!」なんて、大声を張り上げてケンカになっていたり。

そういえば友人いわく、「女子サッカーはいいね。男子は観ない。だって、男子サッカーのほとんどはスネをかかえてイタイ!イタイ!って転がりまわっているだけだからね」と。

この朝のラッシュ時から「イテ〜!イテ〜!」と叫ぶ男子たちを見て、ついこのサッカーコメントを思い出しちゃいました。

もともと人の意識のふか〜いところには誰でも、「何がなんでも被害者になってやる〜!」的な決意ともいえる信念がひそんでいるものです。そう、誰にでも。

被害者になると「相手を悪いやつだと責めることができる」、すると「自分はいつだって正しいんだ」という満足感、そして「結局は自分が優位に立つことができ」、「同情だってもらえる」・・・というように、なんでも外から調達しなければ手に入らないという根深い思い込みがあるのです。

でももともと世の中は、「自分にある」と思ったものしか手に入らないという仕組みになっています。外を探せば探すほど、さらに探さなくちゃならない人生に突入です。被害者もやればやるほど、被害者チックな人生になってしまうし。

だから、すべては「自給自足」から!まず、「自分でどうにかする」。そうすると、不思議なことに外からそれらがどんどんやってくるようになるのですよね。たとえば、自分を大切にすれば、人からも大切にされる・・・というようにね。

「被害者」を一生懸命やる時間やエネルギーを節約するだけでも、人生そうとう軽やかになりそうですよね。この時代の究極のエコかもしれません。