コミュニケーションも人権なのね

「人権シンポジウム 2011 〜震災と人権〜」に行ってきました。

教授や医学博士のパネリストの中で、異彩を放つ山形弁のダニエル・カールさん。しじゅう笑いをとっておりました。でも、小難しいよりよっぽど心に響きましたよ(やっぱり、なんにしても楽しくなくっちゃね!)。

いくら震災後の仮設住宅が整っても、人里離れた山の中で、買い物にも行けず、人にも会えず、部屋は住めたとしても狭くて寒くて見るに耐えない安普請・・・・。これで本当にOKと言えるのか?人権ということを考えたとき、ただ対処するだけではまったく足りないのだ、ということでした。

もう一歩踏み込んで、相手の立場に立って気持ちを理解しようとすること。知ろうとすること。耳を傾けること。そこからどんなアクションを起こせるのか?

あれ?これって、先週末に社員研修セミナー「すぐに役立つコミュニケーション術」でお話ししたこととまったく同じ。コミュニケーションにしても、まず相手が同じ人間であることを尊厳をもって認めることからはじまり、そこから相手に興味を持ち、理解しようと一生懸命聞くこと。

コミュニケーションというのも、人権を尊重することなのですね。