新人さんです

長かった暖かい秋もそろそろ終わりでしょうか?そうですよね。11月も終わりに近づきました。きょうは空気がぐっと冷たく感じます。

やっぱりこの季節はロングブーツ。で、履き古したブーツを新調しました。

先代にはいったいいつからお世話になっていたことか・・・?秋にチェコのプラハに行ったとき、寒くて寒くて買ってしまったブーツでした。

プラハはでこぼこの石畳の街。ここを歩くには相当、靴底がしっかりしていないとあっというまにオシャカになります。それに凍りつくような寒さ!その秋も、数時間街歩きをするだけで、ろれつがまわらなくなるほど寒かった。

だから、そのブーツは完全にプラハ仕様。胴体の部分はスポンジがしっかり入っていてふかふかと暖かく、靴底も石畳の凍てつく寒さが伝わらないほど分厚かったのです。そのかいあって、丈夫で長持ち。メンテナンスすることもなく、東京のアスファルトの上でかなり長く頑張ってくれましたよ〜。m(__)m

その日はプラハにあるホロコーストミュージアムに行って、かなりショックを受けてさめざめと街に戻ってきたのですが、そこはユダヤ人街。いろいろなお店があって、そのひとつが革製品のお店。わたしはお買い物などという気分にはとうていなれず外に立ってぼ〜っと待っていたのですが、なんせ寒いっ!つい待ちきれずお店に入ったが運のつき。わあ、安い!わあ、丈夫そう!・・・さっきまでのメランコリーは完全にふっとび、もうブーツと一心同体・・・(なんと、ゲンキンな!)。

今回の新人さんは日本製。ガッツリたくましい感じはありませんが、皮がやわらかくやさしい暖かさ。年々走行距離は減ってきているので、どうぞ末永くおつきあいくださいね〜。