相棒、入院中

仕事をしていたら“カリン、カリン”と妙な機械音がしてくるのです。音の正体に目をやると、なんとわたしのパソコンくんではありませんか。いやな予感がしてカーソルを動かしてみたら、わあ!固まってる。あわてて再起動してみても、すでに立ち上がりません。「はてな」マークが繰り出されるだけ・・・。

ということは・・・ドライブ急死状態??

バックアップは・・・タイムマシーンというソフトをつけていたのですが、じつはこのところこちらも調子が悪くエラー連発。こういう時のためにバックアップをとっていたのに、なんで〜?!タイムマシンの調子が悪いときに壊れるなんてぇ〜〜!(叫びたい!)

それも、あれこれ忙しい12月の後半に。

いつもわたしのパソコンのお守りをしてくれているYちゃんに連絡して、彼のおうちに緊急搬送し入院することが決まりました。

その電話を切ったとき、背後のパソコンからかすかなつぶやきが聞こえたような・・・。

「わ〜い、おうちに帰れる〜」

・・・・

え?そういうこと?

あなた、もしかしてホームシックだったの?

じつは、このパソコンは夏にYちゃんから譲り受けたもの。彼はタワーのマックがあるからいらないと、わたしにまわしてくれたのです。超パソコン使いでそのポテンシャルを200%は引き出しちゃうYちゃん。それに比べてわたしの使い方はマックの潜在能力を完全に無視しし、ブログ、書類、画像、そんなものです。さぞ退屈だったことでしょう。

それに、パソコンを譲り受けたときに、わたしはパソコンくんにちゃんとご挨拶をしていなかたのです。「きょうからここがキミのおうちだよ。今までみたいな天才的な使い方はできないけど、仲良くしてね。」って。

そしてこの緊急搬送で再びおうちに帰れることを喜んでいるみたい。

Yちゃんにそれを伝えて、今、じゅうぶん可愛がってもらいながら復旧を試みています。幸い、多少画像は失いましたが、わずか一日で立ち直りつつあるようです。

戻ってきたらちょっと二人で(パソコンくんとわたし)お話しする時間を作らなくっちゃね〜(モノだと侮ってはいけません)。

人間関係も大切だけれど、モノ関係も大切にしようっと、と改めて思ったのでした。

只今、旧マックくんに頼ってお仕事をしています。この子にも感謝です!