昨日はひさびさに熱海出張。
午前と午後にセッションをこなして、その後は仲良しワンちゃんたち(トイプー)とお遊びタイム。
声でわかるのか、はたまた匂いか、上の階から転がるように駆け下りてきて、顔から突っこんできます。わ〜、覚えていてくれたんだ。ありがとう!
しばらく会わないうちに一匹増えてる。新顔さんは同じくトイプーのゆきちゃん。処分されちゃう直前で救われてきた子です。
だからおびえているのか、抱っこすると飛行中のモモンガみたいに全身つっぱちゃう。抱っこされ方がわからないのです。
そこで、ちょっとやってみましたよ。犬ヒプノ。
抱っこしたまま、「わたしがさ〜んからいちまで数えると、ああ〜、もう瞼がおもくって、ちょ〜っともあけてられない、深〜い眠りに落ちてゆくような、そんな感じです。身体も温泉に入ったときみたい、ああ〜気持ちがいい〜、ぐ〜ったり、全身のちからがぬけちゃいます・・・・云々」と犬の催眠療法士。(あ、犬が温泉知ってるか?って。熱海在住の犬は毎日温泉浴なのね。)
すると、みるみるうちにゆきちゃん脱力。あんなに突っ張っていたのに、だらんだらん、とろとろ、ゆるゆる、ぐったり。
かかった!かかった!あんなに緊張状態だったのに。(でも、かかった、とようよりも、すべての催眠は自己催眠なので、ゆきちゃんが自分でかかってくれたのです。)
たぶん、これは言葉というよりは声の調子。なぜなら、催眠誘導はレストランのメニューを読んでいてもできるのです。「ホンゴレ〜、カルボナ〜ラ、イカスミ〜、あなたは三歳のあの夏にもどります」ってな具合に。あ、こんどからクライアントさんのお好きなメニューでセッションするとか。焼肉コースにしますか?それともイタリアン?なんて(笑)。
たしかに、音声の専門家に「あなたの声はふつうの人と周波数が違うから、かんたんに潜在意識まで届く声だ」と言われたことがありましたっけ(おお、なんとキケンな!)。どうやら、じゅうぶん犬にも有効。明日からこちらも開業か?!