ロールシャッハな夜

小林賢太郎さんの演劇「ロールシャッハ」*を観てきました。

小林賢太郎さんって、「ラーメンズ」のかたわれ。(ラーメンズ、大好きだった!)テレビにはあまり出ないけれど、すごい発想力の芸人さんであり、劇作家であり、演出家です。なかなか舞台のチケットも手に入らず抽選らしいのですが、Sちゃんが誘ってくださったおかげで楽しむことができました。

この舞台は、世界の果てにそびえ立つ真っ黒な「カベ」を大砲で玉砕するために集められた指揮官と三人の雇われ人の男の話し。登場する人物四人のキャラクター描写が、「そうそう、こういう人ってそうだよね〜」と共感できておもしろかったし、また歌あり踊りありのミュージカル的なところもあって、絶妙なテンポに最初から笑いっぱなし。

いったい何のためにカベを壊すのか?カベの向こうには何があるのか?・・・すごくおかしくて笑いの連続なんだけど、ちょっとシュールでこわさもあって、哀しくもあり、愉しくもあり、楽しめる舞台でした。

ラーメンズのときから思っていたけど、あらためて小林賢太郎さんの才能ってスゴイですね〜。また観たい。

Sちゃん、ありがと〜!(*^_^*)ノ

*「ロールシャッハ」って心理検査のことで、左右対称なインクのしみのような図形を使います。そっか〜、(詳しく書くことは控えますが)カベの向こうが「ロールシャッハ」だから激しく葛藤するのですね〜。(なんのこっちゃ?ですよね・・・汗)