お正月は、ふだん疎遠になっている友人・知人と年賀状でやりとりができるとき。
そしてまた、ふと思わぬメールが舞いこんだりします。(^-^*)/
もう16年ぐらい前のこと、南米ペルーを二週間ほど旅したことがありました。マチュピチュをはじめ、ナスカや、クスコ、さまざまな遺跡を巡る旅。突風で飛行機がキャンセルになったり(飛行機の再ブッキングやホテル探しはわたしの役目でしたよ〜・泣)、仲間が高山病になったり、けっこう過酷な旅でもありましたが、大地に寝転がり、遺跡によじ登り・・・日本に戻ってきてから、土の上を裸足で歩き回る自分がいましたっけ。
そんな旅のお仲間だったリャマどのから、久方ぶりにメールをいただきました。
そのときのリャマどの(なつかし〜)、まるで現地人のようですね。
そう・・・あの旅で、満月の夜、月の神殿という遺跡で友人たちが結婚式をあげましたっけ。現地のシャーマンが来て、古代の楽器を演奏して。しかし、コカの葉っぱをもうもうと炊いたその洞窟でわたしは卒倒して、へんなビジョンを見ていました。「あ・・・わたし生け贄にされる」と。
この旅はとっても不思議なことばかりで、このとき他の仲間までかなりおかしく、倒れたわたしに二人の友人すがりついて「お母さんを生け贄にしないで〜」と泣いていたものです(わたしは、巫女かシャーマンだったような・・・)。こうやって文字にするとかなりヘンですが・・・しかし、そんな出来事を書きはじめたら、かなりの長編のストーリーになってしまうほどです。
おそらく標高が4000mぐらいあるせいか、細胞やDNAに妙な圧力がかかって、旅のあいだ、あらぬ記憶がよみがえってしまったようで、みんな過去世や別次元にワープして妙な会話が飛びかっていました。お菓子の袋がはち切れそうなほどパンパンになるのだから、DNAも影響を受けますよね。(シャーリーマクレーンのアウト オン ア リムにもペルーでの彼女の不思議体験がでてきますが、それを余裕で上回る真っ青な体験続きでした。)
そんなときに介抱してもらったのが、リャマどのでした。そして、こんなヘンな旅の思い出をシェアできるのも、そのときのお仲間ならではです。
リャマどのはマチュピチュで、一分の隙もないぐらい精巧に積み上げられた石垣をながめながら感心していて、「その昔、自分で積み上げたんじゃないの〜?」なんて笑ったものです。
そんなリャマどの、今世はとっても素敵なログハウスを作る会社を経営されています(石は堪能されたので、木にのりかえたのですね!)。
ふっと時間ができる新年は、そんな楽しかったときに心をはせることができるひと時です。(^-^)
PS リャマどの、こんどゆっくり思い出話しましょ♪